医療法人 河﨑会 水間病院

リハビリテーション

理学療法(PT)について 作業療法(OT)について

理学療法

理学療法「Physical Therapy」とは?

身体に障害がある患者様に、関節可動域訓練や筋力増強訓練などの、運動療法や温熱療法などの物理療法を行い、さらに基本的な動作の起き上がり、立ち上がり、歩くなどの運動を通じて、基本的動作能力の回復を目指します。当院理学療法室では、理学療法士10名と作業療法士1名が所属し、精神科の患者様のリハビリテーションが円滑に進むように、身体症状だけでなく、その日の精神症状を看護スタッフなどから収集し、その日の状態に合わせた理学療法を行います。看護師、作業療法士、臨床心理士、精神保健福祉士を含めた多職種チームが連携してリハビリテーション医療を行い、患者様を支えスムーズに社会復帰出来ることを目指しています。

届出施設基準
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)、廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)、運動器リハビリテーション料(Ⅲ)

スタッフ構成
理学療法士:10名   作業療法士:1名

対象疾患
脳梗塞後遺症、頭部外傷後遺症、パーキンソン症候群、脊髄損傷、廃用症候群、大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折、変形性腰椎症、変形性膝関節症など。

  

  

 

※治療用ベッド、各種運動療法機器、各種物理療法機器を備えています。
取り組みと特徴
研究の取り組みとして、当院の理学療法士・作業療法士は、平成23年に水間病院と大阪河﨑リハビリテーション大学が設立した精神科リハビリテーション研究センターに所属しています。精神科リハビリテーション研究センター研修会や、日本精神科病院協会の日本精神科医学会学術大会、日本理学療法士協会主催の精神心理領域理学療法部門研究会の学術集会などの参加・発表を行い、精神障害者の方々に対するリハビリテーションの研究に取り組んでいます。

教育として、大阪河﨑リハビリテーション大学から臨床見学実習、臨床検査測定実習、臨床総合実習を受け入れています。また理学療法評価学実習Ⅱでは、学生がグループになり実際の臨床現場で実技を行い、学生への実技指導等も行っています。今後も理学療法士を目指す学生に対し、臨床実習を提供し、理学療法士の育成に努めていきたいと考えています。

その他に、院内研修で看護介護職員を対象に、理学療法士・作業療法士による移乗動作やリフト移乗などの実技指導を行っています。また患者様の急変時に対して、BLS(一次救命処置)を実施出来る様に、理学療法室のスタッフ全員が院内研修を受講しております。ACLS(二次救命処置)の研修も積極的に受講し、院内外でインストラクターとしての活動も行っています。



関連施設

大阪河﨑リハビリテーション大学